SMに市民権を与えたのは私です
SMに市民権を与えたのは私です / 感想・レビュー
阿呆った(旧・ことうら)
言い訳じゃないですけど、図書館の棚を見ていたら、ふと目に付いたので手に取っただけなので、その他に含まれる所はありません。『花と蛇』の団鬼六さんの自叙伝と創作の狭間のような作品です。
2015/07/18
orange21
なんでこんなタイトルになったのか分からないが、内容は実質団鬼六という人間の半生記であって、SMに市民権を与えたのだぞというくだりがあるわけでない。しかしこれがまたこれでもかというほど面白く、多分に創作が含まれるだろうとはいえ、どうしてこの人はこんな面白おかしく珍妙な人生を送ってこれたのか、また奇人変人が寄りついてくるのか。それを美しい文体で流れるように読ませるんだから本当に面白い。もっとレヴューがついて読まれてもいいと思うんだが、書名がいかんともしがたく、数年後には元のタイトル「蛇の道は」に戻ったようだ。
2012/07/23
U-tang
自伝になるのだろうか。創作も多いと聞くがどうなのか。しかし抜群に面白い。
2011/05/16
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