二重標的 (ケイブンシャ文庫 こ 7-1)
二重標的 (ケイブンシャ文庫 こ 7-1) / 感想・レビュー
くまんちゅ
ついに安積班シリーズに手を出してしまいました。前から興味はあったのですが、長いシリーズなので躊躇していました。これから、ちょっとずつでも読んでいこうかな。というわけで安積班シリーズ第一弾。謎解きの要素もありつつ人間・安積を前面に押し出しているような印象でした。ただ単に犯人を追うだけではなく同僚の強引な捜査に憤ったり、忙しい部下を思いやったりと人間臭さにあふれる主人公でした。何気に速水がかっこいいですね。
2013/11/27
くまんちゅ
再読。安積の中間管理職ぶりが微笑ましくも感じる作品ですね。部下からどう思われているかなど周囲の目を気にしているかと思えば、その部下のためにほかの刑事とやりあったりもする。何とも人間味あふれる人物です。タイトルの「二重標的」は犯人側からの視点でもあるし、安積と相楽で割れてしまった捜査本部の状態も表しているのかなと感じました。
2015/09/29
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