京都鷹峯殺人事件 (ケイブンシャ文庫 こ 8-3)
京都鷹峯殺人事件 (ケイブンシャ文庫 こ 8-3) / 感想・レビュー
ヨーコ・オクダ
日本最大の華道流派のお家騒動がベース。京都がメイン舞台やし、山村美紗センセ風?ところが、読み進めると茶華道界の裏の部分、政治的、金銭的な黒い部分がオープンにされていて、黒川博行センセも好きそう?家元の実弟(流派の出版物を担当する会社の社長)が殺され、家元の息子の実母(家元夫人ではない、元芸妓)も殺され、家元の息子の許婚(茶道の家元の娘。別の華道流派の息子と恋仲)が失踪し…。警察庁広域捜査官・宮之原警部が「華道ジャーナル」の編集者・真代をアシスタントとして事件を解決に導く。結構なゴタゴタっぷりが面白い。
2020/04/18
感想・レビューをもっと見る