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日本の夢の洋館

日本の夢の洋館

日本の夢の洋館

作家
門井慶喜
枦木 功
出版社
エクスナレッジ
発売日
2019-04-24
ISBN
9784767826240
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日本の夢の洋館 / 感想・レビュー

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あすなろ

建築の本なぞ手にしない僕だが、読友さん情報に依ればあの門井氏が筆を取っているというので図書館にて調達。門井氏ならではと思われる近現代史記述を基調に、作家の筆力が短い文章の中で輝く。そして、肝心の建物への知識や考察。僅か90年程度の我が国の洋館変遷を学び触れられる良質な本。建物自体の美しさや見たさも募るが、和洋折衷が融合されていく様もなるほどと思う。また、赤坂プリンス・高輪プリンス等の歴史的背景は知らなかった。仕事で出入りした日本生命館や今年等に初めて見た築地本願寺やニコライ聖堂等、実際中に入りたいと思った

2024/09/23

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

(2024-146)【図書館本-101】明治、大正、昭和に建築された優れた日本の洋館を集めた写真集。なので読むというよりは見る本かもしれない。でも解説はあの門井慶喜さんなので読んでいても楽しい。30の洋館が紹介されているが、自分が行ったのは迎賓館赤坂離宮、自由学園明日館、旧古川邸、築地本願寺など僅かだ。この本を読んで行ってみたい所が増えた。京都の長楽館は前から行ってみたいと思いつつ未訪問、今度京都に行ったら行ってみたいな。大型本でカラー写真なのでとても良い。★★★★

2024/10/07

夜長月🌙@新潮部

作家にレトロ建築を語ってもらうならこの門井慶喜さんか、万城目学さんでしょう。明治から昭和初期に建築された洋館にはその当時の歴史が詰まっています。一つ一つの建物の解説も一個の物語のようで建築士が書いた建物の解説書とは一味違います。旧ハンター住宅と旧グッゲンハイム邸にはぜひ行ってみたくなりました。

2024/10/09

シフォン

読友さんと話題になった門井さんの本。図書館が開館してやっと借りられました。大判で写真が多いのは嬉しいけど噂通り重い。写真で見るのもいいけど、やっぱり実物を見て歩くのが好きだな。本書で紹介されているうち、行ったことがあるのは10カ所、しかし、まだ旧原邦造邸(原美術館)に行っていないので閉館前には行きたいですね。あとは、近場の自由学園明日館、晩香廬、青淵文庫あたりからぼちぼち行ってみたい。京都の長楽館は、先日、美の巨人たちで紹介されていて気になっている。

2020/06/14

シエル

門井さんって作家だよね?もしや同姓同名の建築家?と何度もプロフィールを確認するほど明瞭でウィットにとんだ説明文が楽くて、この手の本には珍しくツルツル読了。年代順に様式の変遷が分かるのも嬉しい。写真も美しくうっとりする。洋館なのにどこか日本らしさを感じる不思議に没頭できる一冊。

2019/06/29

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