日本全国 地元パン
日本全国 地元パン / 感想・レビュー
よこたん
大手メーカーの全国ほぼどこでも売っているパン、その土地でしか作られていないパン、どちらも等しく愛おしい。好きだったパンの話は誰としても盛り上がるものだ。甲斐さんがあちこち巡って買い求め食べたパンの量、すごそう。巻末のパン日記をもっと見やすく拡大して本にしてほしいくらい。横須賀のマヨであえたポテトチップスを挟んだポテチパン、ようかんでコーティングされてツヤツヤのようかんパン、長崎の伝承ハトシサンドが気になる。そして、島根には法事の引き出物にパンを配る風習があるとか。運動会のパン食い競走好きだったなー。
2023/11/06
tetsubun1000mg
今住んでいる地元のパン屋さんや、高校時代に食べていた出身地の地方のパン専門メーカーのパンが見つかるかな? とパラパラと見ていたら段々と引き込まれていきじっくりと読んでしまった。 牛乳パンやチョコパン、メロンパンなど全国にあるが、パンの袋やキャラクターが良い味出していて面白い。 日本全国を回っているのが良くわかる驚きの取材力。 地元の愛知県豊橋市内の時習館高校の近くに有る明治創業という「コンドーパン」が取材されてレモンパンやサンドイッチを紹介。 支店もない一軒だけのパン屋さんまで取材していて恐れ入ります。
2023/07/04
いちろく
昭和30年代までに創業したお店や学校給食に卸しているお店など、長年地元に根付いている全国各地のパン屋とパンをテーマにした本。東京など人口の多い所に限定せず、各地域の情報がほぼ均等に掲載されており写真も多く、何より著者がよく調べているのが伝わる点が良い。例えば、牛乳パン、羊羹パン、カステラパンなど同じ名で全国各地のパンを比較する企画もあり見ていて楽しい。ご当地モノの一つであるパン。物産展の恩恵もあり各地のパンを食べられる機会も多いけれど、紹介されているパンは地域密着過ぎて初見のモノも多かった。面白かった。
2023/07/17
chiaki
日本全国津々浦々、その地その地で愛され続ける地元パンの数々に眺めてるだけで幸せいっぱいになる1冊♡そんなパンたちを個性豊かに彩るのが、様々なロゴや字体、キャラクターをあしらったパッケージ。ビニール製のもあれば、薄紙に包まれたものもあったり!そのどれにも共通するレトロでハイカラな装いにもぉメロメロです♡頭脳パンやニコニコパン、チョコブリッコ、ぱんじゅうなんかの商品名もオモシロイ。この1冊を手に地元パンをめぐる旅に出たいです!とりあえずようかんパン気になる…
2023/10/30
ユー
書店の棚に1冊だけ有ったので、思わず買ってしまいました。前作以上に充実した内容、地元東海エリアのパン屋さんに思わず行ってみたくなる写真と本文。豊橋の「ボン・千賀」、今池の「中屋パン」、柳津の「コガネパン」。あー、全部食べたい。
2023/12/22
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