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せかいいちおおきなうち―りこうになったかたつむりのはなし

せかいいちおおきなうち―りこうになったかたつむりのはなし

せかいいちおおきなうち―りこうになったかたつむりのはなし

作家
レオ・レオニ
谷川俊太郎
出版社
好学社
発売日
1969-04-01
ISBN
9784769020035
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せかいいちおおきなうち―りこうになったかたつむりのはなし / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

レオ=レオニ・作、谷川俊太郎・訳。誇大妄想気味のお話だが、リアルを超えて楽しい。結びも気が利いていて、お洒落なセンスが感じられる。しかし、レオ=レオニの本領が発揮されるのは、やはり絵。かたつむりたちがとってもキュートだ。巨大化した時には一層。ちょっとグロテスクではあるけれど。小さな家のかたつむりが行く森の光景もことのほか美しい。

2024/07/23

KAZOO

このような外国の絵本で教育的な話というのはかなり珍しく感じました。あまり分不相応な家を持ってしまうと身動きが取れなくなってしまうということで、大人にも当てはまることではないかと感じました。レオ・レオニさんの絵はいつもながらきれいですね。

2016/07/02

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

目立ちたがりの〈うどのたいぼく〉の行方は……。他人と同じじゃ満足できなくて、「もっともっと」と欲しがったかたつむりの悲しい伝説。そこから学んだ賢いかたつむりのライフスタイル。『じぶんだけのいろ』と対照的なアプローチかなと思ったけど、レオ・レオニ氏の描く世界は一貫しています。抱えきれない荷物を背負って不自由になってしまうというのは、他人事とは思えません。シンプルに生きたい。なかなか難しいけど。

2015/03/22

YM

人の言う通りに生きることが正しいとは限らないけれど、相手によっては耳を傾けた方がいい。プライドは必要だけれど、邪魔な時もある。自分がどうしたいのか、何をするべきなのか。目指すゴールに向かって、いらないプライドはぽいっと放り投げて、冷静に冷静に冷静に。

2015/02/09

☆よいこ

絵本。読み聞かせ5分。「世界一大きなうちが欲しい」と言ったちびカタツムリにお父さんが語って聞かせたお話し。大きなうちは角が生えカラフルな模様がありまるでお城か、バースデーケーキのようだった。だけど、キャベツを食べつくし新しいキャベツに引っ越しをしようとしたとき、うちが重すぎて動けない。食べるものもなくひとり消えていったカタツムリの惨めさを知ったちびかたつむりは…。▽身軽なほうがいい、身軽で自由ならどこへでも行ける。新しい出会いもある。

2021/07/13

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