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土神と狐 (画本 宮澤賢治)

土神と狐 (画本 宮澤賢治)

土神と狐 (画本 宮澤賢治)

作家
宮澤賢治
小林敏也
出版社
好学社
発売日
2015-03-03
ISBN
9784769023173
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土神と狐 (画本 宮澤賢治) / 感想・レビュー

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ちえ

こちらも「愛の童話集」で読んだ樺の木を挟む土神と狐との三角関係。読みはじめ、これまで持っていたイメージと絵があまりにも違い戸惑った。しかし読むうちに土神の苦悩、衝動性の表現が卓越していて圧倒。土神の振る舞いは遠野物語での怪異にも繋がり、土地のエネルギー…そんなものも思わされる。(小声で:白に黄色い字の印刷だけは目に辛かった…(>_<))

2020/08/15

とよぽん

画本 宮澤賢治 のシリーズ。小林敏也さんの絵(版画?)が他の同名絵本と圧倒的に違って、登場人物(土神、樺の木、狐)の揺れる感情を表現している。土神のせつなさや衝動性は、読んでいて苦しい。この物語は人間の弱さを見つめたものなのか?

2019/11/19

遠い日

こちらの好学社版で読む。土神の狐へのやみ難い嫉妬と樺の木への恋。嘘つきの狐が、樺の木に親しげに近づき、楽しそうにおしゃべりすることに耐えられなかった土神の悶々とやるせない心。感情が走って、犯したことの罪深さ。本当のことが、全てが終わってから明らかになるやり切れなさは深く重い。

2017/03/12

おはなし会 芽ぶっく 

5年生ブックトーク授業 テーマ【国語科単元 雪わたりから、宮澤賢治作品の多読と図書すいせん会に向けて】選書に向けて。

2018/11/21

やぐ

パロル社

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