自伝 高田純次 適当男が真面目に語った〝とんでも人生〟 (産経NF文庫)
自伝 高田純次 適当男が真面目に語った〝とんでも人生〟 (産経NF文庫) / 感想・レビュー
きりん
軽い気持ちで読んだら、良い意味で裏切られた。これまでの人生を真面目に振り返りつつ、人生訓めいたこともちりばめられている。決してふざけていない。 芸能人、特に俳優・バラエティ系のタレントはキャラクターをつくるのが当たり前。高田さんも作っている部分はあるが、本質的にはまじめで責任感の強い人のようだ。
2021/03/20
CEJZ_
1P16行。2014年に出た自伝の文庫化。特別、高田純次に興味があるわけではないが、サラリーマン生活をしたのち、メジャーなテレビタレントになったことは知っており、そこに興味があった。かつて劇団東京乾電池の主要メンバーだったことも。「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のレギュラー出演はよく見ていた。長きにわたる活躍で確固たる地位を築いている。それがテキトーな流れのなりゆきではないことがよくわかり、強い信念があるのだと知った。
2020/06/17
maharaja
全然、適当じゃなかったw 誕生日が同じで、以前から親近感が湧いている。そして30過ぎても夢を追ってる部分に共通点があり興味を持って読んだ。成功するかどうかよりも「情熱を持って取り組めるかどうか」ここには心打たれた。これは本当に大切だなあ。成功失敗は一般的に、社会に認められるかどうかなので他者軸にある。でも情熱を持てるかどうか?に関しては自分軸で判断できる。無理と思ったらスグに熱が冷める点、明確な目標も明るい希望も対してないとう冷えてる感覚も似てると思った。苦労話の部分をもっと読みたかった!すぐ成功した印象
2022/01/17
beirain
何となく励まされる、そんな一冊だった。人生窮地に陥ってる人、底辺の人には割と刺さるかも。意外な過去には文字通り意外だった。
2021/12/15
秋津
「適当男」高田純次が自らの生い立ちからこれまでを真面目に綴った自伝。劇団に関わるエピソードと「昭和の無責任男」植木等との比較を特に面白く読んだ。「真面目に」とはいうもののユーモアたっぷりで愉快。「文庫本の刊行によせて」の終わりから「はじめに」冒頭の落差が酷い。もちろん褒め言葉。
2020/06/12
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