封印された「日本軍戦勝史」 (産経NF文庫)
封印された「日本軍戦勝史」 (産経NF文庫) / 感想・レビュー
yamatoshiuruhashi
真珠湾攻撃に始まり日本軍が勝利を得た十五の戦闘、局面を戦闘参加者の話や記録から解説。確かに大東亜戦争開戦劈頭は「勝利」という単語に値する快勝だが、敗勢が見えてくると、「この戦闘には勝っていた」という局面が多くなる。だからこそ、あの敗戦へと繋がるのだが。台湾原住民による高砂義勇隊の活躍にも言及されている。その戦いぶりは卓越している。日本は、この日本軍のために戦った、当時日本人であり日本軍兵士であった人たちに対して、国家として正式な感謝も報いもなさなかったことを著者はもっと明確に書いてほしかった。
2021/09/09
roatsu
敗戦直後の占領(洗脳)期は別として、現代では和英の資料で米英蘭相手に起った我が国陸海軍の快進撃の記録はいくらでも知れるので題名に少し違和感。でも先祖と子孫のために正しい歴史を知ろうともせず、飼いならされた負け犬として唯々諾々と自虐史観で自らを誤魔化す日本人が自ら封印しているようなものだから正しいか。日本人としての主観、という当たり前の視座に立って書かれた開戦劈頭を中心とした戦史。ジャワ油田地帯を押さえる第一弾作戦は陸海軍の作戦目標が共有され足並みも揃っていたこと、二流の植民地軍とはいえ装備に勝る連合軍は
2021/07/29
depo
学校で教わらない日本史。
2024/05/16
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