四季の無言歌
四季の無言歌 / 感想・レビュー
にし
言葉が美しいのです。ハッとする光景や美しい景色を見て言葉を失う事がある。表現できないのです。詩人であり哲学者でもある串田先生は、芽吹きの色や光、燃えるような空、彩りに恍惚とする晩秋、無音の雪。これでもかと季節や風景を言葉に置き換えてしまう。そして自然を敬う気持ちを忘れない。鳥や木々に名前を付けることさえ人間の横暴じゃないかと。そこにある自然は誰のものでもないのだから。
2013/10/30
雲國斎
串田先生のエッセイは,日本語を正しく使うとこんな良い文章が書けるよと教えてくれるようです!
2009/06/10
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