KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

パラダイス

パラダイス

パラダイス

作家
中上紀
出版社
恒文社21
発売日
2001-04-01
ISBN
9784770410412
amazonで購入する

パラダイス / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひかる

装丁が綺麗。見返しの薄紫と栞紐のエメラルドグリーンの組み合わせが美しい。湖の描写が細かくて丁寧。祭りの熱気と神秘的な雰囲気が良かった。始まり~中盤の彩と良の生い立ちや心にもやのかかった感じ、主観と客観の違いを描いているのは良かったけど、ラストが駆け足で惜しいかなあ。

2012/06/17

チェリ

王教授がバンガローに残ったあたりまでは、幻想的で楽しめたのですが‥。それはともかく、読んでいて旅に出たくなりました。

2012/04/05

遠い日

040620【読書ノート】評価★★★

2004/06/20

カンパネルラ

アジアの多分実在する湖とハワイを舞台にした私小説的ドラマ。若い男と女そして老教授。国際的ではあるが、国とか民族を超えて感じる、現代への不在感のようなものは伝わる。しかし、かなりひとりよがりな気もする。パラダイスに象徴されるものは架空ではあるが、理解しがたい

2009/01/15

Ramgiga

ひとり一人にとってのパラダイスとは何かを問いかける。物語の舞台となったハワイやアジアの湖の浮き島のバンガロー。それらは一見パラダイスだが、実はたくさんの生活があり、野生の毒虫や毒草が潜んでいる。パラダイスは、自分を閉じ込める檻。にもかかわらず、こりもせず、人はパラダイスを追い求める 。

2018/11/08

感想・レビューをもっと見る