パラダイス
パラダイス / 感想・レビュー
ひかる
装丁が綺麗。見返しの薄紫と栞紐のエメラルドグリーンの組み合わせが美しい。湖の描写が細かくて丁寧。祭りの熱気と神秘的な雰囲気が良かった。始まり~中盤の彩と良の生い立ちや心にもやのかかった感じ、主観と客観の違いを描いているのは良かったけど、ラストが駆け足で惜しいかなあ。
2012/06/17
チェリ
王教授がバンガローに残ったあたりまでは、幻想的で楽しめたのですが‥。それはともかく、読んでいて旅に出たくなりました。
2012/04/05
遠い日
040620【読書ノート】評価★★★
2004/06/20
カンパネルラ
アジアの多分実在する湖とハワイを舞台にした私小説的ドラマ。若い男と女そして老教授。国際的ではあるが、国とか民族を超えて感じる、現代への不在感のようなものは伝わる。しかし、かなりひとりよがりな気もする。パラダイスに象徴されるものは架空ではあるが、理解しがたい
2009/01/15
Ramgiga
ひとり一人にとってのパラダイスとは何かを問いかける。物語の舞台となったハワイやアジアの湖の浮き島のバンガロー。それらは一見パラダイスだが、実はたくさんの生活があり、野生の毒虫や毒草が潜んでいる。パラダイスは、自分を閉じ込める檻。にもかかわらず、こりもせず、人はパラダイスを追い求める 。
2018/11/08
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