らしょうもんのおに
らしょうもんのおに / 感想・レビュー
ume 改め saryo
アリババに引き続き、怖くないシリーズ(笑)(*^0^*)/ 歌舞伎にも使われる題材を使って、想像でたした作品だそうです。 さて鬼はどこへと消えたのか?(^^)
2013/10/31
ゆるまる子
(2023年38冊目/図書館)馬場のぼるさん、こちらの絵本の存在は知りませんでした。表紙は変装した鬼と、ちらりとうつるあ11ぴきのねこちゃんのような1匹のねこ。表紙の画像がないのが残念。鬼は、銅でできた『おにのとうろう』が欲しくてあれこれ知恵を絞る。泥棒の手伝いをさせられたり、おにぎりをもらったり、人間は変なやつもいれば、いいやつもいる。人間とはおかしなものだと思う。11ぴきシリーズとは異なる昔話えほん。(1994年/こぐま社)
2023/02/17
ヒラP@ehon.gohon
馬場のぼるさんの描く鬼は、人情味たっぷりです。羅生門と聞き予想した恐さを見事に裏切ってくれました。
2020/01/27
いろ
40p長めだけど,のんびりした気性のオニと,それにピッタリの呑気な表情の馬場さん絵もたくさん,ほのぼのした空気感に包まれて,最後まで楽しめる。7歳男児は表紙絵の猫に「見た事ある猫が♪(「11ぴきのねこ」に似ているv)」喜んで読み始める。雷の場面で筍マジックにびっくりw オニって,こんな技も持ってるんだ~。空気(風?)で天気を読めるオニ。いつもの癖で,つい掃き掃除をしてしまう愛嬌たっぷりなオニ。いいヤツなのに「オニ」というだけで色んな嫌な目に合うのが何とも切ない。灯籠と共に幸せになってるといいな。
2015/12/29
遠い日
羅生門から思い起こす妖気漂うような恐ろしさとは一変、馬場のぼるさんの描く鬼は掃除好きの、気のいい鬼。京の町を震わせる噂とは全くかけ離れて、マイペース。それなのに、噂はどこまでも鬼を縛る。人のために駆け回ったのに報われず。ラストの一抹の切なさが残る物語。
2015/10/15
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