だれでも詩人になれる本 (あなたも詩人)
だれでも詩人になれる本 (あなたも詩人) / 感想・レビュー
いっち
著者はアンパンマンの作者。詩を書き、詩集の編集もしていた。良い詩を書きたい人におすすめ。良い詩とは何か。「あなたがいい詩とおもうものがいい詩」と著者は言う。 例えば、「背筋のある部分がふるえだすような感覚におそわれるもの」「この詩はノートにかきうつしておきたいというふうにおもうもの」「あんまりくりかえして読むためにすっかりその詩をおぼえてしまうようなもの」。ただ、うまい詩をつくることは、最初から間違っているそう。「人生をどういうふうにけんめいに生きるのか、そのこと自身にかかってくる」と言う。懸命に生きる。
2022/08/21
ムフィー
とても良かった。あまりに心うちに響いたので、言葉が見つからない。やなせたかし先生、ありがとう、しかない。すぐそばで語りかけてくれているような親しみに満ちたこの本から学ぶことが多すぎる。
2017/02/12
コジターレ
全文音読で読んだので数か月かかってしまったが、心地よい時間を過ごすことができた。僕も数年間詩を書いていたが、あの頃の気持ちや詩に向き合う熱情のようなものを思い出しながら読んだ。詩というものが何のか、本質的な話を聞けて満足。
2018/03/14
和菓子男子
一章が一編の詩のような素敵な本だった。やなせさんの温かい心に濾過された綺麗な言葉、思い、考えが胸に染み渡った。今まで詩に対して神秘さや荘厳さをみてきたけど、そんなことはない。人間が生きていく道で残す泥だらけの、でも世界でもっとも美しい言葉なのだ。もっと詩は生活に身近なのだと気が付いた。 詩って素敵だなと気付かせてくれる詩のような素敵な本だった。
2014/07/04
ぽちょたん
やなせ先生の話し方がそのまま描写されていて、クスクス笑いながら読んでしまう。やなせ先生が好きな詩人や詩についてユーモア溢れる解説に心がほっこり。
2013/12/15
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