職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方
職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方 / 感想・レビュー
えちぜんや よーた
ぬるい。もっとドラスティックな改革をしてはどうか。1.全社員、最低賃金を支給することだけを保証する。2.業務に必要な職務に値段をつけて社内公募する。3.その職務の達成具合に応じて一定のフィーを支給する。4.人事部は賃金テーブルで給料を決めるのではなく、その仕事が世間でどれぐらいの値札がつけられるのか見極めるようにする。ちなみに4.の方法は東証1部上場の某IT企業が渋谷テレビで実際におっしゃっていたこと。やってもやらなくてもちゃんと給料を支払ってしまうことにこそ問題があると思う。
2017/06/08
いわにほ
最近、メンバーが入れ替わったり、増えてきたりしてチームとしてうまく噛み合っていないと感じる事が多くなってきたので読んでみた。✦マネジメント側からすると、「制度」や「スキル」を補強することは目に見える成果として挙げやすい。だが、「プロセス」や「場」も合わせた4つの柱で対応しないとだめ。本書では、職場の問題点を11の切り口で炙り出している。✦考え方の骨格として図解されている「仕事の5つの要素」を念頭に置きながら問題点を出していき、より楽しく仕事ができるチームにしていきたい。
2019/11/16
けんとまん1007
まあ、おそらく、どんな職場(組織)にもあるだろうことが綴られている。結局は、一人ひとりに行き着いてしまう。もちろん、気づく人がいるのかどうか?何か動き出す人がいるのかどうか?が大きな違いになりうる。確かに、自分の周囲を見ても・・・・でも、どこかであきらめざるを得ない部分もあるのが現実でもある。基本は、現状に安穏としないということ。
2017/02/06
のぶのぶ
職場を変わる時期に読めてよかった。どうしても仕事で「こだわり」「オリジナル」「アイデアが豊富」と言われるが、この本を読むと「属人化」の原因にもなっている。ほどよいこだわりを持ちたいと思うのと「過剰サービス」どこまでやるのかを決める、これは、大事だと感じる。我が職場は、過剰サービスがよしとしてきた分、負担が大きくなっている。だいぶダウンシフトを呼び掛けたが、過剰なところが多い。プロセスの報告も大事でどうその結果が出ているか上司も知る必要がある。報連相のタイミングも考えていきたい。まずは同僚を知ることから。
2017/03/29
よっち
なぜ残業だらけで休めない働き方になるのか。手戻り(やり直し)の多さや上司と部下の意識がずれる理由。報連相や無駄な会議、仕事の所要時間の見積もり、属人化、過剰サービス、曖昧な状態など問題を分かりやすく解説した一冊。早い段階での意識の摺り合わせや、やるべきことの明確化・数値化、相談する時に報連相のどれをすべきなのか明確にする、属人化を正常化させるための当たり前の仕事と付加価値の部分の明確化、無駄なことの整理など、地に足付いたアプローチがとても実践的で参考になりました。「仕事の問題地図」の方も読んでみたいです。
2017/03/21
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