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システムの問題地図 ~「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色

システムの問題地図 ~「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色

システムの問題地図 ~「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色

作家
沢渡 あまね
白井匠
出版社
技術評論社
発売日
2018-02-17
ISBN
9784774194639
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システムの問題地図 ~「で、どこから変える?」使えないITに振り回される悲しき景色 / 感想・レビュー

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どぶねずみ

情報システムに配属されて14年か。本書の半分以上が問題定義。自分の置かれている環境の問題そのものだ。ユーザーたちは何でもシステム任せだし、軽々しく仕様変更してくるから、システムの仕事はちっとも減らない。一方でシステム部員は余計な仕事を増やさないように、手を広げないように努める。このコミュニケーション不足が、無駄なシステム作りの拡大に繋がる。では、どう解決すべきか。密なコミュニケーション、誰にでもわかる「見える化」がよいって? さぁどうかなぁという気もするけど、まぁ今後も努力はしてみます。

2018/11/05

ミライ

IT業界の職場あるある問題を、図解を含め著者なりの解決案を示した作品。IT業界に10年以上いる自分としては、「IT業界なのに、支持する人がITシロウト」だったり「システムの運用はリリースしてからの運用の全振り」ナド、あるあるネタが多く非常に楽しめた。IT業界に入りたいという人は気軽に業界を体験できとる思われます(ただこれを読むと業界入りたくないと思う人の方が多かったりしそう、、、)。

2018/05/27

よっち

現場の生産性を向上させるためのシステム開発は長い間運用側のシステム構築窓口を担当していて、書いてあることはあるあるなことばかりで実感としてもよく分かりますし、そもそもシステム化が必要なのか、どういう基準で作るのかといった視点、そして作ってもらう側もいろいろと整理が必要だし、作る側とお互い努力する・尊重する・歩み寄るしかないんですよね。シリーズとしてよくある現状を整理して問題提起する流れは踏襲されていて、作りっぱなしで実は使われていないはよくある話なので、廃止基準を設けるという視点にはなるほどと思いました。

2018/03/17

めだか

ソフトウェアのなんたるかも勉強せずに、やれAIだのIoTだの RPAだのと知ったかぶりしている日本人のいかに多い事か! チコちゃんに叱られますよ! IT業界の現場の問題点が具体的に良くまとまっている。 しかし、以前から同じように問題点は指摘されているが 何十年も解決されずに放置されている。どうしてなのか? ※リーディングカンパニーが業界の改善を怠っている。 (リーディングカンパニーは、元は親会社の製品・サービスを売るための オマケとしてシステム開発をしてきたので親会社の顔色を見ていればよい)

2018/07/12

さきん

あるあるというところまではまだわかっていないが、でも、わからない人まで、積極的に巻き込むために、一緒に勉強会や共有する会は必要であるし、お互い違う部署の仕事を理解し、運用やメンテナンスも含めて最先端ではないシステムを導入する判断というのも大事だと思った。現場からいきなりこういうのしてほしいと無邪気に来るが、すぐにできるのとできないのと差が激しくて、そこを中々理解してもらえないことがもどかしい。これも仕組みを共有できれば減らせる。システムの仕事を概観できる良書。

2021/04/28

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