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化石になりたい よくわかる化石のつくりかた (生物ミステリーPRO)

化石になりたい よくわかる化石のつくりかた (生物ミステリーPRO)

化石になりたい よくわかる化石のつくりかた (生物ミステリーPRO)

作家
土屋健
前田 晴良
前田 晴良(九州大学総合研究博物館)
出版社
技術評論社
発売日
2018-07-14
ISBN
9784774199276
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化石になりたい よくわかる化石のつくりかた (生物ミステリーPRO) / 感想・レビュー

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mae.dat

環境大切。化石化した古生物の種では無く、化石の組成、成り立ちに注目するの、ユニークで良いですね。写真もふんだんで、見てても比較しても楽しい( ¨̮ )。硬組織。リン酸カルシウムとかが、他の鉱物に置き換わるの不思議だし良いよねー。黒光りする骨とかも。石灰やタール、アスファルトが骨などを残すのに重要な役割を果たす場合が多いっぽい。って事は、その生物以前の生物。それこそ微生物の遺骸が重要な役割を果たしているのじゃないかな?そう思うと、益々胸熱だなぁ。

2022/02/24

kinkin

タイトルがおもしろい。サブタイトルは「良く分かる化石のつくりかた。これだけでは何のことやらわかりにくいと思う。まず化石をつくるとしたら自分が化石になるか、何かを化石にしたいのかを選んでゆきこの本で紹介されている様々なタイプの化石が決まるというものだ。化石というと石ころのうえに葉っぱや貝殻あるいは恐竜みたいなものが思い浮かぶがそんな思い込みとは違うものが多数あることを知った。化石の本というとすこし難しい解説のものが多いがこの本はつくり方から実は化石の作られ方を知るという面白い本だった。一押し。図書館本

2018/08/11

☆よいこ

全編カラー写真資料豊富、なのでお値段も3,480円+税。自分自身が化石になって後世い残りたいという野望を基に、化石について考える本。興味深い。[1.入門編]そもそも化石って何?[2.洞窟編]壁画メッセージつき[3.永久凍土編]敵は温暖化[4.湿地遺体編]骨が残らない例も[5.琥珀編]物量的にどうかと思う[6.火山灰編]鋳型として[7.石版編]インテリアとか[8.油母頁岩編]無酸素の湖に沈む、乾燥厳禁[9.宝石編]破壊される危険も[10・タール編][11.立体編][12.岩塊編]コンクリーション▽楽しい

2019/07/18

ロア

珍しい化石の写真が豊富に掲載されていて見応えありました。特に湿地遺体編は今までの化石観が覆される程の衝撃で、表情とか肌の質感とか普通に生々しくてびっくり。他にも化石の骨が溶けて皮だけが残って皮袋状態になった人の化石とか、頭皮を剥いだらすぐに脳とか!魚の立体化石なんかは活きがよくて笑っちゃいます( *´艸`)文章の方も笑わせにくる語り口がとても好み。『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』と共通したノリを感じます。そういえば、どちらもイラストはえるしま さくさんですね(*´∀`*)

2018/12/31

アキ

かなりまじめにあなた自身が化石になるにはどの方法がいいかを教えてくれる本。イラストにつられて読んだが、著者は周囲から「どうせ土屋は、将来化石になりたいんだろ」と言われ続けてたと。琥珀は松ヤニの量が足りないし、泥炭地は2000年以上前の肌つやを残してくれるが、鋳型として残るにはやっぱり実績のある火山灰がいいとか、究極はリン酸カルシウムでコーティングされる“汚物溜め"「ヒトとして大切なものを失ってよければ、肥溜めに沈むことは一つの手段でしょう」・・どれもいらんわ!でもオパール化した二枚貝の化石はきれい!だった

2018/08/03

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