ほんものの友情、現在進行中! (読書がたのしくなる・ニッポンの文学)
ほんものの友情、現在進行中! (読書がたのしくなる・ニッポンの文学) / 感想・レビュー
まなまな
やはり「走れメロス」が読ませる。今までに何回も読んだはずなのに、また普通に感動した。名作の力量の前に、「太宰しゅごい」しか感想が思いつかない。堀辰雄ははじめて読んだけれど、このタイプの文体は好きかも。「なめとこ山の熊」は、大学以来20年ぶりに。友情は様々な形に表出する。信頼や憧憬だけでなく、命のやりとりや軽蔑、そんな関係まで折り込んでくるセレクトがいいね。
2018/04/07
てるあき
昔の作品で、言葉が読みにくい文章もあるが、「友情」の在り方について感じることができる。いつの時代にも通じる考え方、人や動物、自然に対したとき、自分はどうあるべきか。一生のうちで、親友と呼べる友は何人できるだろうか。私は一人でもできれば、それは素晴らしいことだと思う。自分をさらけ出しても、お互いに認め合える友をもちたいものです。
2015/02/13
waon
テーマに対する作品の集め方が意表を突くかんじ
2014/11/14
anxi
仕事
2010/10/20
きみどり
宮沢賢治の「なめとこ山の熊」目的で読み、当然好きだったけど、それ以外にも菊池寛「ゼラール中尉」の救い用のなさや、堀辰雄「馬車を待つ間」の、ふと友の色恋に気づいた気まずさもよかった。
2024/06/11
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