まぼろしの上総国府を探して: 解けるか? 1300年の古代ミステリ-
まぼろしの上総国府を探して: 解けるか? 1300年の古代ミステリ- / 感想・レビュー
ようこ
調べるということはこういうことなのだ、と元新聞記者が国府のあとを調べ、インタビューし、真実をたどろうとしている本。郷土の資料としても興味深いが、それ以上にわかったこと、なぞ、調べる方法をそれぞれの章ごとにまとめているところが興味深い。
2012/09/05
ebi_m
遺跡の発掘調査をしている写真に写っている作業員が女性で、あんまり意識したことなかったけどそっか…と思った
2022/05/15
夾雪
古代に日本各地にあった国府。上総にもあり、ある程度の場所は推定されているが、特定にまでは至っていない。当時新聞記者であった著者が、その特定に挑む。4つの候補地を周り、役所での調査や近隣での聞き込みなどを丹念に行い、それぞれの場所でなぜ国府があったと言われているのかを洗い出していく様子は、調査の方法の参考になる。児童向けの本だが、大人も十分に楽しめる内容だった。
2024/06/08
Saya Kikuchi
いまだ見つかっていない上総国府を、あきらめずに見つけようとがんばっていることがすごいと思った。私の住んでいるところの国府について、知りたくなった。
2021/05/29
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