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「あ・そ・ぼ」やで!

「あ・そ・ぼ」やで!

「あ・そ・ぼ」やで!

作家
くすのき しげのり
こうの史代
出版社
くもん出版
発売日
2014-10-21
ISBN
9784774322612
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「あ・そ・ぼ」やで! / 感想・レビュー

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ムッネニーク

113冊目『「あ・そ・ぼ」やで!』(くすのきしげのり 作、こうの史代 絵、2014年10月、くもん出版) 学校に馴染めないフランスからの転校生ユキちゃんと、そんな彼女を気に掛ける男の子ショウくんの、心温まる交流を描いた絵本。 お話としては感動的ではあるのだがありきたりというか、よくある小学校低学年向けの作品といった感じ。こうの史代さんの柔らかな絵はこういった道徳的な絵本の挿絵にはピッタリ。 〈あ そ ぼ やで!〉

2024/08/18

ゆのん

【絵本】フランスから転校してきた女の子。新しいクラスメイトにからかわれて誰とも喋らないと決めてしまう為に悪口がチラホラと。悪気は無かったであろうからかいの言葉も人によっては傷付く事がある。そんな中、『ともだちなんだから。』と発言する優しい男の子。優しいだけじゃなく勇気がある。きっかけ一つで背中を押されて友達が出来ている姿が目に浮かぶ。『自分ならどう感じるだろう』という想像力は大切。新しいものを『異質』としてはじくのではなく、暖かい気持ちと少しの想像力とで受け入れる心を常に持っていたい。134

2020/06/05

詩 音像(utaotozo)

図書館で背のタイトルが目に止まり、引出すとポップな絵に驚き読み始める。途中、絵が気になり著者を確認してビックリ!昨年映画界を席巻しながら個人的に世間並みには心に響かなかった『この世界の片隅に』の原作者、こうの史代!一方、物語は『おこだでませんように』の、くすのきしげのりと判り納得。関西弁のタイトルからして、共通する雰囲気を感じていたので。それだけに、こうのの洗練された淡色の絵柄が意外に合っていてグッとくる。がさつなカルチャーギャップに頑なになる語り手の主観ページが見事。対照的に開放感溢れる空想的飛躍に涙。

2017/04/24

shiho♪

フランスから来た転校生ユキちゃん。やはりフランスから来たというのが珍しいのか、クラスでからかいの対象になる転校生あるある…。 すっかりふさいでしまったユキちゃんに手を差し伸べるクラスメイト。きっとその子も同じ境遇だったんだろうな。 学校の先生だった、くすのきさんならではのお話。 最後にユキちゃんがフランスのじゃんけんをしよう、と言って終わりますが、もしこの絵本をクラスで読み聞かせしたら、絶対にフランスのじゃんけんが気になるよな~😅

2021/02/10

たまきら

あらかわいい。漫画家のこうのさんの素朴な絵。転校することのドキドキ感。優しい男の子にほっこりしました。

2017/06/15

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