かぶと三十郎 (きみのために生きるの巻)
かぶと三十郎 (きみのために生きるの巻) / 感想・レビュー
つくよみ
図書館本:股旅姿の侍。かぶと虫の三十朗が、弱きを助け、悪党を懲らしめるお話。ふらりとある森に現れた三十朗は、狼藉を働いていたゴキブリを懲らしめるが、そのゴキブリは逆恨みで、ギンバエとハサミムシを差し向けてくる。それらも難なく撃退した三十朗。そんなある日、森に大雨が降り、みんなの食べ物である樹液がすっかり流されてしまうのだが・・・?ある事件が元で、善意が芽生えたゴキブリ。むしろ、後半はゴキブリが主人公であり、三十朗は見届け役に回る。果たしてその結末は?意外な感動を受けた作品だった。
2013/10/26
たーちゃん
息子は「かぶと三十郎はカッコいいね」と言っていました。
2022/12/02
雨巫女。
《書店》勤務しているデパートの書籍売り場にて発見。灯台もと暗しは、この事、休み時間立ち読みしました。制服着てたので、恥ずかしかった。ゴキブリ、いい奴だったなあ。
2011/05/29
ume 改め saryo
2作目。 流れが決まっているのかな?(^^) 椿三十郎を読まないといけないかな(笑) テーマに生と死が強く強くある。 リアルで乗り越えなければいけないもの。
2012/05/27
びすけっと
2008年3月刊。ふふふ。むかしむかしのお話だけれども、人間のスリッパが襲いかかるのは、このお話は未来に書かれたからであろう。ゴキゾウは甘いものも好きなんですな。知らなかった。三十郎はいつのまにやら、ゴキゾウの亡骸をにんげんの下から運び出した強者なのだと最後のページで気づきました。 四十郎とやらもいるらしい。探さねばなるまい。
2014/08/09
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