豪剣お庭番竜之介: 超痛快!時代小説 (コスミック・時代文庫 さ 7-5)
豪剣お庭番竜之介: 超痛快!時代小説 (コスミック・時代文庫 さ 7-5) / 感想・レビュー
ぶんぶん
【図書館】笹沢左保の文体が読みたくて借りて来た。 もちろん、再読です。 当時のタイトルは「寛政・お庭番秘聞」だったと思う、左保作品は時代小説にミステリーを絡めるのが上手い。 元々がミステリー作家の左保氏が股旅小説を書いたことが珍しい、子母澤寛らの真正股旅に新味を加えた新・股旅である。 この小説も然り、謎解きが散りばめられている。 時代考証、地名の調べ、登場人物の成り立ち方、全てに資料の手が入っている。 しかも、六章仕立ての文章は厚みがあり、二冊分は優にある読み応えです。 笹沢左保作品、堪能しました。
2023/10/11
sasha♪
将軍家御庭番、寅。非情なまでの仕事ぶり。第1話は背筋が凍りそうだったけれど、2話以降どんどん引き込まれていった。面白い!
2015/11/14
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