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神のロジック 次は誰の番ですか? (コスミック文庫 に 4-2)

神のロジック 次は誰の番ですか? (コスミック文庫 に 4-2)

神のロジック 次は誰の番ですか? (コスミック文庫 に 4-2)

作家
西澤保彦
出版社
コスミック出版
発売日
2021-06-16
ISBN
9784774762999
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神のロジック 次は誰の番ですか? (コスミック文庫 に 4-2) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

とある〈学校〉に連れて来られた“マモル”は同世代の子たちと一緒に共同生活を送っている。その目的と集められた意図は一体なんなのか。何処か違和感を感じながらも何かは分からないまま続く物語はやがて始まる惨劇の序章に過ぎなかった…。前半は彼らの推理劇を楽しみつつ読んでいたのに、後半からの畳み掛ける様な展開はまさに驚天動地。唐突に変わる世界感と見事なまでのミスリードにとにかく唖然とさせられた。その驚愕の真相に度肝を抜かれること間違いなし!西澤作品まだ2冊目だけど、やっぱり面白い!この特殊設定は見抜けないなぁ。

2021/12/06

yukaring

世界がぐるりと反転するような衝撃に見舞われるミステリ。人里離れた全寮制の学校〈ファシリティ〉の生徒はマモルをはじめ世界中から集められた少年少女6人のみ。彼らはなぜか実習でいつも「犯人当てゲーム」に挑戦させられる。ミステリアスな学校生活の中で彼らは学校の目的と自分達が集められた理由をそれぞれに推測しあう。段々大きくなる違和感と謎の転校生、先生たちの不審な動きと謎の殺人事件、その先には想像を越える真相が待っている。帯の綾辻さんのコメント「今こそ再評価されてしかるべき」の意味がわかるような気がした

2023/01/18

ままこ

謎だらけ。隔離された場所で不可解な学校生活をおくる生徒たち。ここに来る直前の記憶がなく、自分達は何故来ることになったのか誰も知らない。それぞれ独自の推理をするのだが…。謎のひとつとして転校生が来る度強い不快感を覚え、恐ろしい怪物も目覚めるという。そして、ある出来事を境に次々と殺人が起こっていく。いくつもの違和感がラストへ向けて怒涛の伏線回収。衝撃的な結末に唖然。ファンタジーの定義を踏んだ、トリッキーで狂おしいミステリ。

2022/11/06

mihya

謎めいた学校に集められている6人の少年少女。7人目が加わったときに事件が起きる。 伏線がはられていて、これはもしや…と思った予想が当たってしまったが、予想していても驚きの内容だった。 とある書店の文庫担当者 渾身のおすすめ!なる表紙で、ふと手に取ってみたんだが、おすすめしたくなる気持ちが分かる。 何ともやるせない結末も印象に残った。 これ、自分だったら…気付かない方が幸せだろうなぁ。

2022/11/27

かみぶくろ

3.8/5.0 謎だらけの序盤中盤から噂のビックリラストまで、ずっと面白かったです。ミステリー界の多彩さの一翼を担ってる作品であると思いました。文章も軽めでわりとさくっと読めるけど、登場人物の背景等がもう少し書き込まれてた方が、没入感も喪失感も増すような気がするかなあ。

2022/11/27

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