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スリーピング事故物件

スリーピング事故物件

スリーピング事故物件

作家
西澤保彦
出版社
コスミック出版
発売日
2021-07-14
ISBN
9784774792378
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スリーピング事故物件 / 感想・レビュー

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ままこ

妄想癖ある語り手の癖ある口調でツッコミどころ満載。事故物件で奇妙なことはあるけど怖くはない。一風変わったミステリー。

2021/09/17

雪紫

帯の概要と西澤さんだけで、もはや約束された特殊設定百合ミス(と書いていつもの西澤さんと読む)。濃いキャラ達に(とりあえず蔵書の梶龍雄作品教えて)、やっぱりな百合展開(気付きましょうよ)。食べ物とお酒の楽しいディスカッションに・・・そして相変わらずのトチ狂った動機などエロ要素なしながらもいつもの西澤さんである。と言うかそっちがない分、読みやすいし話に入って行きやすい。幽霊との交信はあんまり怖くないわ、と思ってたら解決での伏線の回収され具合に(特に242ページと245ページ、結末)ゾゾゾーっとなる。

2021/10/24

HANA

事故物件をシェアする事になった主人公たち。その部屋に置かれたワープロが動き出し、それによって彼女らは過去の事件を調べる事になり。という粗筋は面白そうなものの、全体の半分くらいが事件とは関係ない主人公たちの関係性や恋愛遍歴に割かれ、ミステリとしては極めて薄味。男を取って取られて十二年に渡るとか、普通その前に関係切るよね。ワープロがもっと重要な意味を持つかと思いきや、主人公の人脈だけで捜査が進展するし、ラストは唐突感あるし。自分ミステリが読みたかったのであり、奇怪な人間関係読みたいわけじゃなかったんだが…。

2023/07/31

mihya

設定も面白いし、西澤さんの軽いノリも好きなんだが、しっくりこなかった。中途半端な感じ。せめて本人の自白があればスッキリしたんだがなぁ。

2022/10/18

koma-inu

21年前に殺人が起こった部屋で共同生活する女子3人。ワープロ(古!)に乗り移った霊と、3人が、犯人を追う。作者得意のSF設定なのですが、霊の出番は少なく(!)3人のドタバタ推理で進む。とある登場人物の過去が伏線となる結末は面白いです。ただ、色んな要素を詰め込み過ぎて、発散したまま終わった感があります。あと、途中から百合色がものすごい。必要だったんでしょうか?過去のSFパズラー西澤さんを期待していたので、何かショックを受けてしまいました😅

2022/11/04

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