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ウサギはなぜ嘘を許せないのか?

ウサギはなぜ嘘を許せないのか?

ウサギはなぜ嘘を許せないのか?

作家
マリアン・M・ジェニングス
山田真哉
野津智子
出版社
アスコム
発売日
2006-10-26
ISBN
9784776203568
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ウサギはなぜ嘘を許せないのか? / 感想・レビュー

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キジネコ

テーマは、コンプライアンス。「ああ法令遵守ね」と誰しも思い、オイラも同様、しかし本書は一寸違っていました。表紙のうさぎはゴデイバのアイスが大好きで、アリストテレスを崇敬する190Cmの大兎、通称アリ。これが8歳の男の子エドにとり憑いて(?)32年、題名通りに「嘘」を徹底的に嫌い、「それじゃあ正直じゃない、正しくない」と誠実キャンペーンをはります。社会人として成長するエドを助け、そして・・・。寓話です。成果至上主義だった筈のアメリカで生まれた寓話・・・迂回してでも己に恥じない生きかたをと諭す寓話・・なかなか

2013/04/23

きーさん

「コンプライアンス」をテーマにした寓話…と言われているが、「己に厳しく正直に生きよ」と言われているような道徳の本に近い感じ。ビジネスの世界だけでなく、ズルや不正は世の常だが、長い目で見ると、そうして得た利益は長続きしないよ…と、要領の良い友人や同僚がコケることで伝えられる(←この辺が何ともブラック)。正直者でちょっと不器用な主人公が結果的に報われるところがまた痛快。いつも真面目過ぎて貧乏クジを引いているよ!とため息をついている人には、ビジネス抜きで、きっと共感できる話だと思う。

はる

私にとってとても影響力のある本でした。人生あせらずのんびり成功しよう。

2014/05/01

結構おもしろく読めた。ただ、こういう生き方をしていると日本では逆に最後まで高速道路で働く羽目になりそうだなあ・・・という感もなきにしもあらず。

2010/08/16

オーネ

小説だからハッピーエンドなんだろう。でも「人に言えないようなことはしたくない」と日ごろ思っていて、回り道をすることも多かったけど、そう考えることは間違ってないと意を強くした。人はいつからモラルや良心を失い、自分さえ良ければ・・・と思ってしまうのだろう。

2009/02/27

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