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パイロットマイルズ

パイロットマイルズ

パイロットマイルズ

作家
ジョン・バーニンガム
ヘレン オクセンバリー
ビル・サラマン
谷川俊太郎
出版社
ビーエル出版
発売日
2021-09-07
ISBN
9784776410096
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パイロットマイルズ / 感想・レビュー

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ヒラP@ehon.gohon

オクセンバリーは、本当に夫のバーニンガムを愛し、飼犬のマイルズを愛していたんだなと感じました。 この絵本は、夫婦で構想したお話を、バーニンガムの別離と、マイルズの死とを、整理する形で作られた絵本です。 バーニンガムの描いたスケッチが痛いです。 空に消えていくマイルズが悲しいです。 それをまとめあげたオクセンバリーの渾身の思いが響いてきました。 この絵本は、バーニンガムとオクセンバリーの絵本を愛する人には、絶対的な必読書だと思います。

2021/10/29

anne@灯れ松明の火

隣町で。読友さんご紹介で、「ドライバーマイルズ」を読んでから、こちらへ。絵が、ジョン・バーニンガム& ヘレン・オクセンバリーとなっている。その理由は、奥付に書いてあった。(おふたりが夫婦だと知らなかった汗) 文章は、旧友のビル・サラマン。前作のラストから、しっかり繋がった本作。年を重ね、老いを感じさせるマイルズだが、立派に飛行機を操縦する。でも、以前と違い、飛んだ後はくたくた。そして、ある日……。マイルズにも、見送ったノーマンにも、頑張ったねと声を掛けたい。

2021/11/16

ツキノ

2021年9月発行。夫婦の合作となっていた…。文章は旧友のだというビル・サラマン。前作、パイロットになりそうな予感を秘めて終わっていたけれど、マイルズの老いと別れも描かれている。巻頭に実際の愛犬マイルズの最期についても書かれていた。じっくり拝読。(E274)

2021/11/09

Cinejazz

英国の絵本作家ジョン・バーニンガム(1936-2019)が、 “我が家の愛犬マイルス“をモデルにした作品を構想し他界・・・ バーニンガム夫妻の旧友<ビル・サラマン>が、大切な家族との別れの物語を書き上げた。<谷川俊太郎>さんの日本語が切々と心に響いてくる感涙の絵本。〝犬のマイルズは、前みたいにボールを追っかけなくなった。 呼んでも聞こえないことがある。マイルズは 飛行機を手に入れた... ある晴れた日、マイルズを乗せた飛行機は、空を飛んだ!・・・〟🐶🛩⛅

2023/12/10

おはなし会 芽ぶっく 

『ドライバーマイルズ』 https://bookmeter.com/books/11165957 に続くジョン・バーニンガムの遺作、妻ヘレン・オクセンバリ―と友人のビル・サラマンが描き上げた。いつかは訪れる死、マイルズを通してしばしの別れを描いています。人は無くなった後もその人生は続いているのではないだろうか? 『おすすめ!世界の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されている絵本。

2021/10/12

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