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チョコレートのおみやげ

チョコレートのおみやげ

チョコレートのおみやげ

作家
岡田淳
植田真
出版社
ビーエル出版
発売日
2021-05-19
ISBN
9784776410102
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チョコレートのおみやげ / 感想・レビュー

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シナモン

港の公園のベンチでチョコレートを食べながら聞くおばさんの物語。たった一度のうそで風見鶏になってしまったニワトリだけど…時間はチョコレートのようにとけていく。優しい結末で良かった。植田真さんの挿絵も雰囲気あって素敵。チョコレートが食べたくなる一冊でした。

2021/09/13

seacalf

短いお話ながら、優しさとウィットに溢れる素敵な話だった。5年生のゆきちゃんとみこおばさんはゴールデンウィークに異人館や港をデート中。その終盤にゆきから今回のお出かけの感想を聞いたみこおばさんは突然即興でひとりの男とニワトリの話を始めるのだが・・・。装丁や挿絵も心が行き届いていて素直に物語に引き込まれていく。季節柄、滅多に食べられない高級チョコレートの頂き物があったので、この物語にあるようにゆっくりと甘みを感じながら読めばなお良かったかも。まだ未読の方はお手元にチョコを用意すると一層楽しめるかもしれない。

2022/03/06

☆よいこ

児童書。4年生位から~。ゆきちゃんは大好きなみこおばさんとふたりで港と異人館を見に行く。チョコレートを食べながらベンチで休憩すると、今日見たものの中で好きなものを挙げてと言われる「異人館、風見鶏、ライオンのノッカー、金属でできたツタのからまった電気スタンド、坂道、風船売り、チョコレート」おばさんは物語を語り始める▽異人館に住む風船売りとニワトリの話。ニワトリのいたずらで風船売りが大変なことに▽即興で作られる物語はとても優しいストーリー「時間がとけていくみたい」チョコレートが食べたくなる。良本

2022/06/17

はる

こんな風に、即興で物語を語ってくれるおばさんが素敵だな。ゆきちゃんとみこおばさんの、関西弁のやりとりが温かい。おばさんは時間の大切さ、嘘をつくことの悪質さをゆきちゃんに教えようとしたのでしょうね。でもゆきちゃんは、それを上回る優しい子だった…。こんな聡明な発想が出来るゆきちゃんが凄い。おばさんも嬉しかっただろうな。最後の文章、おばさんの目を細める姿が目に浮かびます。

2021/10/03

美紀ちゃん

チョコレートって時間がとけるみたい。 素敵。

2021/08/19

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