KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

山賊のお話 (チャペックのフィルム絵本シリーズ 4)

山賊のお話 (チャペックのフィルム絵本シリーズ 4)

山賊のお話 (チャペックのフィルム絵本シリーズ 4)

作家
カレル・チャペック
ヨゼフ・チャペック
出版社
ゴマブックス
発売日
2007-08-03
ISBN
9784777106400
amazonで購入する

山賊のお話 (チャペックのフィルム絵本シリーズ 4) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヒラP@ehon.gohon

荒くれもので冷酷な山賊が、一人息子を修道院に預け、礼儀作法や教養を身につけさせました。 そこで学び、育った息子が、山賊家業の後取りなどになれるわけはありません。 なんとも紳士的で、疑うことを知らない山賊の誕生ですが、それをいいことに、遭遇する人たちのなんと悪どいことでしょう。 笑い話のはずなのに、ロトゥランドの無策にはあきれてしまいました。

2020/09/29

遠い日

「チャペックのフィルム絵本」シリーズ4。なんともお行儀のいい山賊に吹き出しながら、いつ気づくのかしら?とちょっとイライラ。でも、亡くなった山賊の父親にすれば、この息子は望み通りの紳士に育ったわけだから本望でしょう。どうなるのかと思ったら、なんと世間は世知辛い。この息子を教育したはずの神父さんたちの方がよっぽど悪知恵が働くわ!ぽかーんとしてしまいました。

2021/01/28

AN

主役のロトゥランドがとにかく不憫なんだけど、可哀想というよりは滑稽で愛嬌があり、思わず読んでいて笑ってしまいました。残念ながら子どもは親を選べれませんから…。それでも真面目に優しさをもって生きているロトゥランドは実はかっこいいのかも!

2014/04/11

chie

☆☆☆

アヤ

追い剥ぎを生業とするロトゥランドのしていることは悪いことではあるけれど、同時に人の子の親であることもよくわかる。かわいい息子には最高の教育を、との気持ちがあるのに、やっぱり家業を継がせてしまうなんて……。 2代目ロトゥランドが、騙されても騙されても善良であり続ける様は、神父様たちの教育の賜物かな。 ハッピーエンドで良かったです。

2022/05/29

感想・レビューをもっと見る