侏儒の言葉
侏儒の言葉 / 感想・レビュー
たつや
図書館でこの作品知らないなと思い、古い短編集でしたが、懐かしい作品もあったので借りてみました。「侏儒の言葉」の侏儒とは一寸法師のことで、「見識のない人を罵る語」だそうだが、龍之介が自身をにつけた名称でもあるらしい。大正後期に書かれた随筆のようで、死ぬ間際の神経衰弱状態で書かれた思想集のようです。流石に、面白いとか、素晴らしいとは思いませんでしたが、こういうものも書いていたんだなとか当時はこういう考えだったんだなと、興味深かったです。同時収録の「羅生門」は一行ずつ舐めるように読みましたが、本当に面白かったで
2016/07/26
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