黒百合
黒百合 / 感想・レビュー
だまし売りNo
泉鏡花「黒百合」では権力を振りかざして無理やり女性を手に入れようとする警察が描かれる。この警察の体質は21世紀になっても変わっていない。埼玉県警羽生署地域課須影駐在所の巡査部長は警察業務で知った個人情報を不正に利用して女性を呼び出し、強制わいせつ未遂を起こした(「埼玉県羽生市「わいせつ巡査部長」のヤバすぎるウラの顔」FRIDAY 2021年5月1日)。これに対して支配に反旗を翻す瀧太郎は痛快なアンチ・ヒーローである。
2022/03/04
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
題名に惹かれて読んだものの、鏡花を注なし且つぶつ切りで読んだために話の筋を完全に見失ってしまった。各場面はさすがの描写力だっただけにもったいなかった。いずれ注ありの本で一気に読み切りたい。
2022/10/03
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