恋衣
恋衣 / 感想・レビュー
モリータ
◆原著は1905(明治38)年本郷書院刊。復刻版『名著復刻詩歌文学館』は1980年日本近代文学館刊。山川登美子・増田雅子・与謝野晶子の詩歌集。「君死に給ふことなかれ」も収録(初出は前年)。刊行前に山川・増田が日本女子大学に謹慎を求められたことでも知られる。◆まず晶子の歌だけ読む。よく知られた歌は「海恋し潮の遠鳴りかぞへては少女となりし父母の家」「鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな」「ほととぎす治承寿永のおん国母三十にして経よます寺」「金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に」など。
2023/02/19
asanosatonoko
まさかの読んだ人登録0。与謝野晶子の単独ではないけれども、個人的にはよくわからないながらも楽しめた歌集。 青空文庫を読んだあとは作者の経歴をしらべたりしてるけどあ、与謝野晶子含む著者三人の波乱万丈な人生に、事実は小説よりも奇なり、という言葉が浮かんだ。 人生をある程度要約してまとめておいたので、興味が湧いた方はブログ見てください。 https://asanosatonoko.com/10/08/d000066/
2019/10/09
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