民芸お菓子
民芸お菓子 / 感想・レビュー
Ayako
民藝運動に纏わるお菓子を紹介した本。お菓子そのものに目が行き勝ちだが、包装紙や箱も含めてひとつの商品なのだと感じた。見ているだけで楽しくなるような写真が満載だが、お取り寄せリストもついているのが嬉しい。
2021/08/09
ぽけっとももんが
素朴でおいしそうなお菓子と、レトロで品のいい包装紙や紙袋。おしゃれなスイーツもいいけれども、こういうお菓子も忘れてはいけない。お取り寄せできないものも多いから、食べたかったらそこまでいかなくてはならない。でもこんなの見ていろんなエピソード知って食べたら、その包装紙や箱が捨てられるはずもない。危険危険。
2021/01/22
きゅう
見て楽しく、食べておいしい民藝ゆかりのお菓子88選。柳宗悦を初めとした民藝運動に関わった面々がデザインしたものやお気に入りだったもの、手仕事を大切にした民藝の心を感じさせるお菓子などなど、紹介されているエピソードはどれも素敵だし、その味わいを確かめてみたいものがたくさん!また、かわいらしいパッケージの商品もたくさん掲載されている中、表紙にはごくシンプルで素朴な鳥取の生姜せんべいをチョイスされているところにグッときます。読メでは書影が出てこないのが残念なので、Amazonや本屋さんでぜひ見てみてくださいな。
2019/07/06
チョビ
民藝の方々がデザインしたお菓子、民藝の方々が好んだお菓子と言ったように、民藝に関わるお菓子のカタログ。 ああ、そういえばアレは棟方志功だ!とか、これもー??と、いちいち驚くこと請け合い。色々食べたくなりました。
2019/02/04
hitotak
民藝に縁のあるお菓子とその由緒、パッケージの紹介。お菓子自体は江戸期から現在まで続けて作られているものもあり、見た目も素朴だが、長く愛されているお店のお菓子が多い。民藝ゆかりの包装や紙袋は絵も文字も素晴らしくセンスに溢れていて、お菓子の魅力を倍増させる力があるようだ。棟方志功をはじめ、全国各地に民藝メンバーが関わったお菓子は意外なほど多い。民藝の先生方は頼んだら気軽に描いてくれそうな親しみやすさがあったのかな。そんなところが手掛けた作品にも表れているように思う。
2019/07/28
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