梶原一騎自伝・劇画一代
梶原一騎自伝・劇画一代 / 感想・レビュー
八百
どこをどう取っても滅茶苦茶な人…それが梶原一騎その人である。人物像だけ見れば大の苦手の部類なのだが歿後30年も過ぎようと言うのに我が書庫には「あしたのジョー」と「愛と誠」の保存版と愛読用の2セット72冊が未だ鎮座している、無論あの世まで持っていくつもりで。それだけインパクトのある劇作家であったのだろう、よろしくない事件やスキャンダルも霞んでしまうほどその影響力は計り知れず手塚先生や赤塚先生と同じ土俵で巨匠と呼んで然るべきと私は思う。再刊の新装本であり価値的には高くはないがファンならずとも読んでおいて損なし
2016/09/11
山田太郎
これ読んでるとえらくいい人に思えるな、悪い人だったというわけじゃないけど、かなりクセがあったというかなんというか。自伝だとこうなっちゃうのかな、まだすごいというかむちゃくちゃな人生だったと思うけど。
2011/08/14
majiro
享年、なんと50歳!!!衝撃の若さ。。。全編にわたる控えめな態度も、ほぼ衝撃。。。いろいろとものすごい人であった。
kokada_jnet
79年刊行本の再刊。後世の目で見ると梶原一騎は全然「劇画一代」ではない・・。当時は「劇画の人」だったのだなあ。得意の「怪しげな詐称的記述」が、巻末収録の年譜との比較で明らかになる。「熊本出身で、大学にも行っている」と称していたのか。
2011/04/01
古本サバイバー
原稿は読んでると情景が浮かんできますね。
2013/01/25
感想・レビューをもっと見る