魔夜の娘はお腐り咲いて (エヌ・オー・コミックス)
魔夜の娘はお腐り咲いて (エヌ・オー・コミックス) / 感想・レビュー
青龍
前作よりは、衝撃はない。魔夜家(山田家?)の金銭的ピンチを匂わせつつ、マリエさんのBL生活等を描く。男性漫画家さんの娘さんが、漫画やエッセイで父親のことを書くことは多いけど、皆さん結構金銭的に大変な時期があったようですね。でも、今回は、お母様が「マリエ」と名付けた理由がインパクト大!
2020/02/01
いっち〜
BL系の話と魔夜家暗黒時代の話で雰囲気が180度違う。単純に面白いのはBL系の話で、時々ディープな話題もあるけど本当にBLが好きなのが伝わってくるし、読んでてこちらがBL本を見てみたくなる。魔夜家の話は…なかなかに重いけど、峰央氏のかっ飛び振りに何度も噴き、作者氏の苦労人振りに同情を禁じ得ない。代表作が100巻以上ある漫画家でも一家で困窮状態に陥るのだから、世の中分からないものだと思う。続きは気になるけど、作者氏には無理してほしくないところ。今はオリジナル作品描いてるし、続きはそちらが落ち着いてからで…
2020/02/11
浅西マサ
その昔、魔夜先生が幼き日のマリエちゃんのスケッチをあげて「うちの娘は天才、自分がこの年にはここまで描けなかった」てエッセイ漫画で書いていた事を思いだし、その時の娘さんがここまで成長されたのねとうるうるしましたよ。内容は魔夜一家を覆う暗雲とそれに伴うマリエさんの苦悩に加えて、ご本人の嗜好の攻×受の熱い語りが交互に並べられて書籍としてのバランスが良くなっている。漫画家さんとバレエダンサーという芸術家一家だと拘りと浮き世離れしてるのは仕方ないかなと。○○て作品の返り咲きの凄さを改めて実感させてくれた一冊でした。
2020/02/29
moyu
翔んで埼玉ブレイクまでに、魔夜家に何があったのかが徐々に描かれていくって続くんかい。娘のBL愛と魔夜家の実情を交互にいれてくるあたり、重くならないようにしてるのかな。なかよしな家族がぎすぎすしていくの、ちょっとしんどいな…
2020/02/11
kujira
萌えトーク(時々父親との萌え激論)と家族のほのぼの話の間に差し挟まれるくっっっそ重たい「実はあの頃」話。……あまりの寒暖差に風邪をひいてしまいそうだよ! なんかもうちょっとグラデーション的に展開してくとか、もしくはほのぼのパートと重たい過去話でパートを完全に分割するとか、やり方きっとあっただろ!!!! しんどいわ普通に! いや興味深いけど! でもしんどいわこの進行だと!
2020/10/15
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