KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

新装版 ぼくは戦争は大きらい

新装版 ぼくは戦争は大きらい

新装版 ぼくは戦争は大きらい

作家
やなせたかし
出版社
小学館クリエイティブ(小学館)
発売日
2022-12-08
ISBN
9784778035280
amazonで購入する Kindle版を購入する

新装版 ぼくは戦争は大きらい / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

のぶのぶ

 「アンパンマンの中で描こうとしたのは分け与えることで飢えはなくせることと、嫌な相手とでも一緒に暮らすことができる。」、国語の教科書にやなせたかしの話がのっている。教科書では、戦争、軍隊にいたときの様子が詳しくないので、その部分を補うことができた。中国の福州に行ったことで大きな戦闘には巻き込まれていないようだが、福州から上海近くの朱渓鎮まで、毎日40km歩くのは大変だったのだろう。空腹との戦い、マラリアになった経験は大変だったことだろう。その中でも、自分の得意なこと(絵)を活かして生活していたことを知る。

2023/01/07

金吾

軍隊にはいる気がなかった兵士の感想がよく伝わります。純粋培養で偉くなり、そして堕落する人は本当にたちが悪いと思いました。また戦争好きな人は兵士にはいないのではと思いました。

2022/12/26

えりまき

2024(133)2013年刊行「ぼくは戦争は大きらい やなせたかしの平和への思い」の新装版。私も戦争は大きらいです。「アンパンマンとばいきんまんは、食べ物とばい菌です。だから、仲良くしてもらっては困るのです。それでも、彼らはマンガの中でともに生きています。」

2024/05/13

ムーミン2号

『アンパンマン』の生みの親、「手のひらを太陽に」の作詞でも知られる高知県出身のやなせたかしさんは、昭和15年から終戦まで、中国で軍隊生活を経験されている。90歳を過ぎて初めて語った戦争体験だが、激戦地での戦争とは少し様相が異なる。召集され、軍隊に組み込まれて、送り出された先で、運命は随分異なることもよくわかるし、引き揚げも様々だとわかった。それでも融通の利かない軍隊、理不尽な軍隊は(多分自由人だった)やなせさんには相当イヤなものだったのだろうと想像ができる。本書も貴重な戦争体験記。

2022/12/17

chietaro

語り部がいなくなる中、大切な内容です。生きた証です。見たままありのままという感じがします。だからアンパンマンが生まれたと思いました。

2024/05/31

感想・レビューをもっと見る