サルまん 2.0~サルでも描けるまんが教室 2.0~ (小学館クリエイティブ単行本)
サルまん 2.0~サルでも描けるまんが教室 2.0~ (小学館クリエイティブ単行本) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
快作『サルでも描けるまんが教室』の続編である。『サルまん』から二十数年経ったのだと思うと感慨深い。パロディの傑作である。今読んでも面白いものであると思うが、若者が見ると古いのかも知れない。この続編ではメディアミックスを志すが挫折。せっかく面白いのに途中でいきなり終わっている。もうちょっと読みたいぞ。『サルまん』はパロディというのはかくあらねばという見本である。宮武外骨的だったり筒井康隆的であったり。テレビでは今やパロディの笑いは無くなった(予算の問題であろう)。本の世界では死に絶えてほしくないものである。
2017/07/07
アズル
妙に読後感が悪かったです。竹熊さんのやってみたいと思っていた「メディアミックス」が尻切れトンボとなりました。お千代さんと新顔のてふてふさんのコラムをもう少し読みたかったです。
2017/06/30
kei-zu
自分の経験からいいますと、共著は「俺の背中は任せた!」という信頼感が書く楽しみの一つです。 本書の失敗の原因はいろいろあるでしょうが、もともと無理筋であった企画(時代的なタイミング、編集部の支援体制を含め)に「乗れなかった」執筆側の失敗に学ぶことは少なくない。
2020/10/02
還暦院erk
表紙のインパクトが懐かしくて即買い、即読了。未完だったのか…往年のサルまんより漫画蘊蓄要素が少なかったのは正直残念だったけれど、p72のミッ○ィーパロディの恐怖と衝撃が味わえたのは収穫。…この1コマ、幼児に見せたら大体の子は泣くと思うし、大人でも夜中にフイッとこの絵が天井に浮かんだら絶叫すると思う。あと、写真企画のサルまん資料室や謎の旅行記が割と面白かった。みんな30年前は若い!アタリマエだが。
2022/02/24
まつじん
こりゃ~ヒドイ楽屋オチにしてもあんまりだ。
2017/07/09
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