ショートケーキの苺にはさわらないで (ショコラ文庫)
ショートケーキの苺にはさわらないで (ショコラ文庫) / 感想・レビュー
タビサ
あらすじ読まずにタイトルから勝手に甘いのかなと想像して読みはじめたら全く違う話でした。 感想難しいな。近未来、人型アンドロイドのドール、戦争、恋愛と色々考えさせられる内容でした。ドールを愛して、またドールもマスターを愛してお互いが唯一無二の存在になるのだけど、ただ普通に幸せに暮らしたいだけなのに簡単には行かなくて。何度もウルっときました。ショートケーキを食べるたびに思い出しそう(涙)ハッピーエンドだけれど何故か切なさが残るお話でした。
2016/02/06
那義乱丸
オタクとアンドロイドの恋バナ。人間の南里とアンドロイドのシンが心を通わせていく過程が丁寧に綴られているので二人の関係性がすんなりと胸に入ってくる。それだけに後半の展開が切なかった。で、凪良さんが泣かせにかかってるとわかってもまんまと泣かされた私であるwキーワードの威力も絶大。ここで着地かと思った矢先のさらなる展開にはびっくり!ところで。アンドロイドが食べたものはどうなるんだろう?体内を通過してそのまま出てくるんだろうか?ヘンなことが気になってしょうがなかった(笑)そして私は丸型シンが欲しい♪
2015/03/11
ちゃりんこママ
レビューにあった賛否両論…私には「否」なんですね。自分は母親やってるので、受容できません。しかし、途中まで凄く好いです!好過ぎたのでエピローグが読めなくなって困りました。もし私が主人公の母親だったら、非情で残酷な結末です。立場によって全く違う場面で泣いてしまうだろう。草間先生の挿絵は素晴らしいです。
2015/02/22
cozicozy
【電子書籍】BL作品は、電子書籍で読むことが多いです。電子書籍で読み、好きな作品は、紙媒体でも購入しています。2冊購入していることになりますが、電子書籍は、場所を取りません。■アンドロイドもの。どういう物語なのだろうと気になっていました。オタクな少年の半生ですが、面白い!感動です。オタク繋がりの友達たちが、いい味出してます。後半は、目から洪水状態で大変なことになりました。これは、紙媒体でもほしい!凪良ゆうさんの作品、大好きです。^^
2015/05/15
青龍
やはり、この作者さんは凄い。こう来るか!?という展開にやられました。BL要素がなくても成り立つストーリーではあるけど、それがあるから、深みが増しています。永遠の命・機械の体というと、あとがきの「銀河鉄道999」を思い浮かべますが、私にとっては永遠の命というと、萩尾望都「ポーの一族」や高橋留美子「人魚の森」が印象にあります。それらと違い、この作品は永遠の命を否定しないことに驚き、「いつまでも一緒にいる」ということが比喩ではなく、それが不幸ではない書き方に衝撃を受けました。。
2015/03/20
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