あしたのジョーの方程式
あしたのジョーの方程式 / 感想・レビュー
いちろう
方程式に たこ八郎をいれてほしかった! タコありがとう
2022/11/03
刷子筆男
普通に見れば「『あしたのジョー』が過剰に好きな島本和彦氏が、その内容を深読みしている」という「謎本」の類だが、こういう本にありがちな「図版の不使用」はゼロ。ていうか、むしろたくさんある! その根拠について、共著の編集者・ササキバラ氏は「図版は、著作権法上の引用の概念に基づき、編者の責任において……」と、堂々と書いている。確かに、著作権法上の「引用の概念」では、実はセーフかも。果たしてこの本に、講談社の著作権管理セクションはどう反応したのか。 肝心の本編より、そちらが気になって仕方なかった次第である。
2014/09/21
雪野風朗@雪風
「熱血」のひとことで語られることの多い作者だが実は非常にロジカルな思考の持ち主であると思う。 そんな氏による研究本。熱くそしてクールにジョーを読み解きます。
tomdam
あしたのジョーは力石だった。徹頭徹尾、ぶれずに『あした』を追求する物語だったときづかされ、目からウロコ。物質社会への反抗を唱えていたのだ。だから古びないし、あしたのジョーを越えるボクシング漫画は生まれない。この本に対して欲をいえば、表現の技術的側面にももっと深く具体的に突き詰めてほしかった。
2009/12/10
たもん
あしたのジョーとはどういう物語だったのか。「あした」とは何か。編集者との会話形式で読み解かれていく。なるほど、と思う個所多数。あんまり「あした」「あした」言ってるのでゲシュタルト崩壊を起こしかける。
2013/03/30
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