よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり
よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり / 感想・レビュー
nyaoko
読友さんが読まれてて、よしながふみ大好きな私がこの本を読んでないなんて!と図書館へ走りました。漫画愛からBL愛、それぞれの作品や、懐かしい少女漫画の話もあり。「ぴーひょろ一家」「魔天道ソナタ」持ってました。「りぼん」から「花ゆめ」「LaLa」になりました。そう!恋愛だけの少女漫画では物足りない!と思っていた10代の私にあの作品達はまさにどストライクでした。だって作者さん達がほぼ同年代。どうりで今でも好きな訳だ。「やおい」談については膝を叩いて納得。だから私はTRICKやSPECが好きなんだ。面白い!
2017/11/05
エンブレムT
想像していたよりもずっとずっと骨太な対談集でした!どの人との対談も面白可笑しく盛り上がってるんだけど、基本的に皆さん誠実で、なによりもプロ意識が高い人ばかりなのがステキでした!物語を作る側の意識や出版業界の裏話も目からウロコ的な面白さ!個人的には、今までうまく言葉に出来なくてモヤモヤしていたことを納得のいく言葉で言い表してもらえただけでもスッキリ♪「読んで良かった」と思えました。
2010/04/27
銀河
対談の中に、いくつも懐かしい作品名や作者さんのお名前が出てくるの。ひとつひとつに、私はかなり思い入れがあるんだけど、よしながさんのご意見とは一致せず、さらっと流れていっちゃう感じ。へぇ〜とは思うけど、理解できない部分もあり。少女マンガの話では、大島弓子「綿の国星」切ない話だったけど、そんなにはまらなかったな。成田美名子「エイリアン通り」「CIPHER」で私の心が育った気がする。やおいからBLに移り行くあたり、こだかさんがそんなに大御所だったことなど、恥ずかしながら知らなかった。まだまだ未読マンガが多いなぁ
2011/05/08
またたび
おもしろ〜い!少女漫画、特にBLを何故読むのかとどういう想いで作品を作ってらっしゃるかという事を主に語ってらして、発見がたくさんあった。何を隠そう、BLはこだか和麻さんから入ったので、こだかさんの素晴らしさを再認識できて嬉しい。それから三浦しをんさんとの対談に納得。フェミニストなよしながさんの感覚が好きだ。フォーマット化して行ったらつまらないと語るしをんさんが熱い。作家同士だから語れる深い議論を読めて良かった。堤監督の『ケイゾク』も『トリック』も大好きだったのだけど、あれもやおいだったのか…。妙に納得。
2014/03/30
kumicom
よしながふみ×三浦しをん、よしながふみ×羽海野チカの対談が読みたくて図書館で借りてみた。マンガやBLについての深くて高尚な対談にちょっとついて行けないところもあったりして。そして、結局思いっきりBLに偏見持ってるな、私。でも、「やおい」考察は興味深かった。この定義なら私もやおいが好きって言えるのかも。
2014/07/01
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