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ボックス! 下

ボックス! 下

ボックス! 下

作家
百田尚樹
出版社
太田出版
発売日
2010-03-18
ISBN
9784778312060
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ボックス! 下 / 感想・レビュー

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遥かなる想い

読後感はどうしても、最後の盛り上がり方に依存するが、まさにスポーツ青春小説に恥じない、見事な盛り上がり方で終わっている。ひ弱かった木樽、天才ボクサー鏑矢、ライバル稲村を見事にからませながら、読者を飽きさせない。エピローグもよい。

2010/10/02

そのぼん

おお、これは面白かった!本来はボクシングとか血の流れる競技は苦手なのですが、なかなか楽しめました。ボクシングシーンのリアルさもさることながら、青春ものとしてもきっちり楽しめました。

2013/06/27

ntahima

一陣の風のように吹き抜けた青春の煌めき。大阪を舞台にした小説を久しぶりに読んだ。登場する町の風景が鮮やかに浮かび上がる。日頃、東京に住む人を羨ましいと思ったことはないが、いつもこんな風に小説を読んでいるのかと、ちょっと悔しくなる。まあ関西者は幻想の都を知るとも言えるが… 読みながら主人公の方割れ鏑矢義平と、実在のボクサーであるカシアス内藤の姿が重なる。ボクサーとしては優し過ぎたゆえ、最後まで完全燃焼し切れなかった内藤に比べ、鏑矢の夏は?沢木耕太郎の『クレイになれなかった男』、『一瞬の夏』を再読したくなる。

2012/03/29

i-miya

(本文) 第1章、国体。 夏休みがあけ、9月に入り、2週間後、国体。山梨県。府の助成金。沢木と耀子も同行。朝鮮高級学校、朝鮮中級学校、朝鮮初級学校。各種学校。スカウトの場、でもある。地元の人にもびっくり。

2011/05/18

文庫フリーク@灯れ松明の火

拝啓 百田尚樹様 『ボックス!』拝読しました。鏑矢・木樽・稲村・魅力的なキャラに惹かれ、守護天使丸野に目蓋熱くなりました。誤り無く青春スポーツ小説の佳品です。――が『永遠の0』を最初に読んでしまった私は―満ち足りないのです。読書子は―私は理不尽です。細かな欠点なら幾らでも並べられるのに、真に感動した時表現する言葉を持ち得ません。『永遠の0』は心の芯を揺さぶり、涙し、出逢えた事自体に深く感謝する作品でした。それ故、貴兄の作品に触れる時は『永遠の0』を基準に拝読してしまうのです。(コメントへ続く)

2010/04/26

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