エリア51 世界でもっとも有名な秘密基地の真実 (ヒストリカル・スタディーズ)
エリア51 世界でもっとも有名な秘密基地の真実 (ヒストリカル・スタディーズ) / 感想・レビュー
harass
ネヴァダ核実験場が丘むこう!にある、エリア51といわれる秘密基地の歴史を関係者などの取材や公文書から描くノンフィクション。スリリングな記述はページを捲る速度をあげる。冷戦時代にソ連国内の基地を偵察するためにCIA!が主導ではじめた秘密偵察機の開発訓練実行が読みどころ。U-2、A-12、SR-71の高高度巡航が可能な音速偵察機については莫大な予算と才能が極秘裏に集められていた。また数々の極秘開発についての興味深い話も。冷戦史に興味があるかたにはぜひ。ただ例の与太話には頭を抱えた。
2016/08/07
i-miya
2013.08.18(読んだわけだはありません、2013.08.18日経新聞朝刊から) (見出1=UFO研究などで噂) (見出し2=「エリア51」の存在、CIA公文書に) 【ワシントン=共同】 ワシントン・ポスト、17日、政府、ついに認めた、と報じた。 地球に不時着した未確認飛行物体(UFO)や、宇宙人を搬入し、米軍が密かに研究しているとマニアらにささやかれている米西部ネバダ州区域「エリア51」について、ワシントン・ポスト紙(電子版)は2013.08.17、「政府がついにその存在を認めた」と報じた。
2013/08/18
Jun 1960
全体通して読んでも、何が真実かよく理解できなかったノンフィクション。笑。遮蔽情報と偽情報に溢れ、今だに秘密がいっぱい隠されているんだろう。しかし、ここに書かれたロズウェルの話は、昔、日テレでよく見たUFO墜落とか宇宙人とかのエンターテイメントな矢追さんを超えたキワモノ感。。それにしても、大統領すら『知る必要がない』という理由で却下される『情報適格性』とは何ぞや。どうも釈然としない。ナショナルジオグラフィックや、ディスカバリーチャネルのエリア51特集を見てみるか。
2013/06/08
姉勤
まず、エイリアンばなしを期待している方には当てが外れるでしょう。大まかに言えば、米ソのWW2から現在に至るまでの軍事技術発展史(もしくは失敗史)です。彼らは純然たるナチの後継者であり、情報,技術,経験を得るためなら、人命,尊厳,環境汚染,カタストロフィーは二の次のテクノカルトです。感想は、数百の核実験によって、福島の原発事故が大河の一滴程度加わったほどの、既に放射性物質で汚染された世界で、誤作動次第で地上の全てが焼かれる時代に、まだ生きているという事。”ちきゅうにやさしい”ってなんだろうね。
2013/05/25
月をみるもの
世代/地域的にぱっと思い浮かぶ番号は 88 なのだが、世界で最も有名なのは51らしい (^^;) 訳者後書きにあるように、英語のアマゾン書評は五つ星と一つ星に二極化している。、酷評してる人は、ロズウェル宇宙人ネタに反応してるわけだが、この本のフォーカスはそこにはないと思う。 引き込まれるのは「福島なんてたいしことないんじゃね?」と思わせられるほどの無節操な核実験と、お互いの核実験をのぞきこむための偵察機/人工衛星開発競争。 それにまつわるエピソードの数々:
2016/06/25
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