TOBIO Critiques ♯1
TOBIO Critiques ♯1 / 感想・レビュー
飯田一史
宣政祐による、日韓国交正常化に伴う「経済協力」「文化交流政策」により1960年代半ばからTVアニメ『黄金バット』『妖怪人間ベム』の日韓合作が生まれ、しかしコストの問題などで徐々に日本から韓国へスタッフを派遣する傾向は退潮し、韓国側は日本アニメ制作の「下請け」と化していったのでは、という指摘は興味深い。巻頭の大塚英志・山路亮輔論考ではwebtoon的な「縦スクロールwebマンガはリミテッドアニメだ」というそれだけ聞くと「?」な主張だが要するに紙からコマ割り概念が変わって絵コンテ的になると。これおもしろい指摘
2015/07/01
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