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atプラス27 / 感想・レビュー
e.s.
大塚の小論について雑感。言語の資源化=情報化こそ資本主義の要請だろう(ハイデガーの言う技術による「徴発」)。小説が市民社会の芸術ならば(描写の例として引かれる小林秀雄は「成熟した市民社会」の文学者だ)、資本の社会からの撤退とその崩壊においては、風景への疎外/同一化も起こりようがない。つまりそれが、「描写の消滅」と商品化したサーガへと帰結する。
2016/03/14
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e.s.
大塚の小論について雑感。言語の資源化=情報化こそ資本主義の要請だろう(ハイデガーの言う技術による「徴発」)。小説が市民社会の芸術ならば(描写の例として引かれる小林秀雄は「成熟した市民社会」の文学者だ)、資本の社会からの撤退とその崩壊においては、風景への疎外/同一化も起こりようがない。つまりそれが、「描写の消滅」と商品化したサーガへと帰結する。
2016/03/14
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