おばけのおやつ
おばけのおやつ / 感想・レビュー
kanon
押切蓮介短編集。今昔が混在。真ん中の方のおそらく初期の頃の作品…まあ当然、何だこの落書きみたいな絵は!?と誰でも一回は思うことでしょう。流石に、商業で発表する側として、最低限の絵のレベルと言うものがあるだろう…と感じることでしょう。でもそれらをしっかりと理解した上で購入するのならば、何も問題は無いのだった。”押切蓮介”と言う人物が描いた作品を好きな人なら、文句無しの短編集。不思議と全ての作品に魅力があるから困る…「ギガナイフ」「密室オバケ」でさえも。いや”さえも”と言う言い方は失礼だ…これら”も”である。
2014/11/17
manga
短編集。夢の中の出来事のようなお話が多い。殺風景な昭和の地下道や高架下、墓地も嫌いではないので、タモリ倶楽部の一コーナーから名前を取ったらしい東京散歩の話は共感。家族愛や悪に立ち向かう勇気が出てくる犬の話には拍子抜け。表紙がかなり良い。よく見たらお菓子に顔が。この話読みたい、読めない。
2015/08/06
なつのおすすめあにめ
ヘタクソすぎる初期作品から、才能を感じる傑作までバラエティー豊か。
2016/08/07
yakinori
短編集。初期作品と思われるものから現在のタッチに近いもの。長めのものから短いものまで。個人的には笑って泣けた。一番衝撃を受けたのはBeautifulというお話。短編集の一編とは思えない迫力と世界観に圧倒されました。
2014/08/24
オジャオジャ
全体的にアホらしいのだがBeautifulのぶっ飛び感はあまりにも突き抜けてしまっていて思わず泣いてしまった。後のぐらんばに通じる物を感じますね。
2022/04/20
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