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GENTE 3 (Fx COMICS)

GENTE 3 (Fx COMICS)

GENTE 3 (Fx COMICS)

作家
オノ・ナツメ
出版社
太田出版
発売日
2009-03-12
ISBN
9784778320812
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GENTE 3 (Fx COMICS) / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

ロッシは悩んだ末にある決断をする。リッツォ夫妻は互いの浮気現場に遭遇する。サヴィーナは、いつも待ち合わせをしている…。それぞれが、それぞれの決意や決断があり、悩んでいたり、悲しんでいたり、怒っていたりもする。でも、その感情も常にあるわけではない。ほんのわずかな隙間を縫って、気持ちを穏やかにしてくれるものがある。老紳士が出迎えてくれるリストランテでは、感情も少しだけまるくなるのではないだろうか。生きることのつらさは、おいしいものとやさしさで紛らわせるものなのかもしれない…。

2014/10/10

エンブレムT

1つのエピソードを読むごとに、しみじみと「良いなぁ・・・」と思える作品でした。決してスマートとは言えない経験、哀しみや苦しみなど辛いエピソードも垣間見えるんだけど、それが全て深みのある魅力に繋がっているような気がしました。もっと読みたかったなぁ。1話読むごとに贔屓キャラが変わってしまうような気もしますが(笑)・・・気がつけば、オノ・ナツメさんの大人なセンスにすっかり痺れてしまってます。今後、追いかけていこうと思いま~す!!

2011/05/20

オーナーの奥さんの娘である二コレッタ、可愛いけれどあの中にいるとどうしても子どもに見えすぎる(笑)中高年の女性達は、すごくおしゃれで粋でクールだし、老紳士たちは男特有の悲哀を纏いながらも、余裕を感じさせた程よい甘さと品位が素敵過ぎる。あんなふうにいい歳のとり方をしたいものだと憧れてしまう。セリフのない絵だけで見せる間合いに大人の色気と情感が漂って、すっかり彼らの虜になってしまった。この3巻では謎めいたジジの本来の姿が垣間見れて嬉しかった。ん~でもやっぱり僕はルチアーノの醸し出す、すべてが好きみたいだ(笑)

2013/03/20

キジネコ

老眼のオッサンがモテるか?と客観考察してみて悲観、項垂れてなるものか。何を今更隠そう老眼?近眼?遠視に乱視…ドライブ用と読書用の眼鏡使い分けつつ、何やら世間にアヤシの霧が…て眼鏡かけるのを忘れるオッサンには なかなか追いつかんイタリア男の伊達コキぶりです。スタイリッシュでレンズの奥の謎めく視線や一言一言の深い味わいにエピソードのキャスト達ならでは、と不承不承納得致します。真似する猿は見っとも無いけど我が邦にも大和オノコの意気地と伊達が御座いましょう。美しく老いて、胸に秘める恋の炎も消さぬが良いと、改めて。

2017/11/16

薫子

「泣かせた男に足りなかったものが 自分にはあるなんて思わないで」切ないけど、強い言葉だなぁ。最終巻、染みました。みんなかっこよくて。外見だけじゃなく、内面が。フランチのお誕生会とか、幸せすぎる。これで終わりなんてもったいない。もっともっとリストランテとそこに通う人たちのお話が読みたい。そう思わせてくれる極上の物語。 

2013/04/01

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