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成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―

成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―

成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン―

作家
佐藤方宣
柴山桂太
施光恒
五野井郁夫
安高啓朗
松永和夫
松永明
久米功一
安藤馨
浦山聖子
大屋雄裕
谷口功一
河野有理
黒籔誠
山中優
萱野稔人
中野剛志
出版社
ナカニシヤ出版
発売日
2010-12-10
ISBN
9784779505133
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成長なき時代の「国家」を構想する ―経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン― / 感想・レビュー

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nori

Does 中野 looks like Utopian Socialist? So, das Kapical will come. As a result, should I need to read Capital by Thomas Piketty? Idea of other people are more or less same side. Why oppositions are not joined. It is a book of compilation in one side.

2014/09/07

takizawa

オルタナティヴ・ヴィジョン研究会の成果をまとめたもの。メンバーが哲学・思想系の研究者ばかりなのが特徴的。サンデル共同体論の実践が基本的な方向性。各論にあたる第二部で印象に残っているのは山中論文(社会的包摂が必要な理由をファシズム出現の歴史から論証),谷口論文(宮台真司『日本の難点』を参照しつつエリートの養成方法を提示)。共同体や家族の絆を取り戻す話になると外国人の扱いや家族の形が気になるところ。前者については(国家)共同体の構成員の範囲を考える大屋論文,後者については河野論文がオススメ。

2011/05/24

スーさん

もし我が国が経済成長不可能な事態に直面したなら、国家の経済政策は何を目的として行えば良いのだろうか。その問題に真正面から向き合ったのが、経済産業省内部に設置された「オルタナティヴ・ヴィジョン研究会」であり、その成果が纏めたものが本書である。メンバーは『TPP亡国論』で有名な中野剛志氏を中心に、思想、哲学、政治、経済史の若手専門家で構成されている。狭義の経済学の専門家がいないのが特徴的だ。今後、我が国が経済成長不可能に陥るかどうかはわからない。しかし、その最悪の事態を想定すること自体に、大きな意義を感じる。

2013/02/20

酉井舎

中野剛志氏が編集し、構想した経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン についての20ページ程の論文集+討議。経済産業省の官僚、大学教授などが国内総生産よりも国民福利を向上させるにはどうすればいいかがそれぞれの専門に沿って述べている。特に、中野氏は勿論、柴山桂太氏、施光恒氏の論文にキレがあった。この頃からグローバリズムに批判的であることが読んでいてわかる。

2013/07/05

kozawa

興味深い問題提起「も」あったかな。今まで言い尽くされた議論と何が違うの、と思うようなものもないでもなかったが。問題提起から先の「オルタナ」はそう簡単に見えてくるものでもないなぁ

2011/04/21

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