ピットイン すばらしきスピードの世界
ピットイン すばらしきスピードの世界 / 感想・レビュー
☆よいこ
雑誌『オートスポーツ』に連載されたコラムをまとめたものと、アイルトン・セナに捧げる書き下ろし小説▽表紙で「読みたい!」と探していた本。イラストは全て著者いしいしんじの息子、モータースポーツオタクのいしいひとひが描いたもの。好きはものの上手なれ、とても魅力的で“好き”で溢れている。▽F1から競馬まで私はあんまり詳しくないんでちょっと分からない世界なんだけど「レースはね、いいとか、わるいとか、ないねん。レースはぜんぶ、すばらしいん」子供の方が世界を正しく見ている気はする。
2021/09/12
ゆかっぴ
モータースポーツはまったくわからないので最初は???だったけど、親子でのめりこみ、楽しむ姿がよくてだんだんと私も楽しくなってきました。三重で生まれ育ったので鈴鹿に集まる人たちを目にしたことはありました。自分も行っていれば面白味を味わえたのかな?各章のひとひくんの絵がまた良かったです。
2021/07/29
冬薔薇
モータースポーツを愛する父と子の微笑ましい会話、スピードの世界なのにとても情緒的、子供の絵が味があっていい。昔TV観戦していたのを思い出す。「栄光のルマン」があった。深夜のセナのラストも、TVを消せなかったことも思い出した。
2021/03/29
ジョンブリアン
ムスコとモータースポーツを追いかけ、東京、京都という土地に馴染みがある、など作者と共通点が多いことから勝手に親近感を感じて、募集していたクラウドファンディングに応募して購入。 正直、あまりに早熟かつ聡明なムスコの描写に疑問符が付くが(著者の思いをムスコ視線で語らせているのかと勘繰ってしまう)、モータースポーツ愛に溢れたエッセイ集。 詩集のような感じで、たまに本棚から手に取って偶然開いたページをコーヒーでも飲みながら再読してみたいと思う。
2021/02/01
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