山本周五郎 心ばえの物語集
山本周五郎 心ばえの物語集 / 感想・レビュー
ひさか
講談雑誌1949年11月号おれの女房、講談倶楽部1951年3月号湯治、1954年3月号三十ふり袖、オール讀物1955年7月かあちゃん、キング1955年8月号釣忍、面白倶楽部1955年11月号水たたき、講談倶楽部1957年11月号ちいさこべ、の7つの短編を2022年12月本の泉社から刊行。シリーズ3作目。「おれの女房」は山周さんの季節のない街の「僕のワイフ」に通じる奥さんもので面白い。ちいさこべは既読だが、茂次のだんだんと心が決まって行く様子に頷いてしまい、物語に楽しさがある。やっぱり山周さんいいです。
2023/08/01
雲國斎
山本周五郎は、時々思い出したように読む。全7短編。どれもしみじみとした味わいがある佳作だ。このなかでは「釣忍」がいちばん好きかな。山本作品は、かつては中学国語の教科書にも掲載されてたが、今はどうなのかな?
2024/05/31
GO-FEET
昨年読んだ「人情ものがたり」2冊に引き続き、〈本の泉社〉の山本周五郎オリジナル傑作選。今回も素晴らしい短篇が並んでいます。しかも前回のような誤字脱字もなく、いやぁ〜完璧!
2023/02/21
yoshigon
山本周五郎の作品、7編が掲載されている。70年以上前の作品なのに今読んでもちっとも古くない。懐かしく思いました。
2023/08/15
chuji
久喜市立中央図書館の本。2022年12月初版。「おれの女房」「湯治」「三十ふり袖」「かあちゃん」「釣忍」「水たたき」「ちいさこべ」の七編。全てオイラが生まれる前の半世紀以上前に書かれたものです。流石!
2023/04/05
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