本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか
本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか / 感想・レビュー
KAZOO
出版されたのは2009年ですから、このような本にしてはもう古い部類に入るのでしょうが、言われていることは今もあまり変わっていないように感じました。出版不況とは言いながらも出版点数が増え続けていく現象はまさしく自転車操業以外の何物でもないような気がします。ただ、電子書籍もコンテンツがかなり増えてきているようで、読書人口も増えているのではないかとも思われます。このようなホームページが出てきているのも、読書をしたいのだけれど、その指針がわからないという人も多いのではないのでしょうか?
2015/08/05
ステビア
流し読み。この人の本は信用できそうだ。
2014/03/25
やまゆ
興味深い話が続々、返本制度を単純に批判できないこともよくわかった。活字離れという言葉が独り歩きしているさまも、データで見るとわかりやすい。この続編もつくってほしい。
2014/06/04
minoguchi
2005~7年の連載が中心なので最新事情という訳ではないけれど(ただし附記ではかなり最近のことまでフォローされている)、経緯や周辺状況も踏まえて現状を把握するためにも読んでよかった。ポット出版の沢辺氏のインタビュー(というか対談?)はなかなか刺激的。この項はもっとボリュームあってもよかったのに。
2009/07/24
貧家ピー
2009年8月出版、その時点での本の制作、販売「現場」。30年で4倍に増加した新刊本と「活字離れ」とは? 再販制度に甘える書店、取次との関係など、出版業界を知る上で興味深い内容だった。電子書籍が普及する現場について書いて欲しい。本書は非再販になっている。
2014/05/09
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