低炭素革命と地球の未来─環境、資源、そして格差の問題に立ち向かう哲学と行動
低炭素革命と地球の未来─環境、資源、そして格差の問題に立ち向かう哲学と行動 / 感想・レビュー
なーちゃま
メルカリ発送前に再読。うーん、やっぱり微妙。橋爪&竹田のファンであれば夢のような対談集なのかもしれないが、やはり低炭素社会実現に向けて本腰入れて挑もうとする、問題解決の現場にいる人間から見ると生ぬるいとしかいえない。この本が出された時代を鑑みたとしてもやはりぬるい…。あまり学びにならなかったと言わざるを得ない。
2022/02/04
otakichi
橋爪さんと哲学者の竹田青嗣さんとの対話。大きなところでは一致しているが、お互いの微妙な違いが出ている。温暖化のCO2犯人説は確証が無いかもしれないが、いまから取り組むことは将来に大きな禍根を残さないために必要なことのようだ。
2009/12/27
なーちゃま
1周目。2009年出版のため、まだ京都議定書に希望があった時の対談であることがわかる。そのせいか、少し議論が単純すぎる印象を受けた。「こうしていくべき」という主張はたくさん出るのだが、具体的な施策が出てこない。「大きな物語」を描かんとする橋爪と竹田のグランドデザインは良いのだが、実行に移せないから皆苦しんでいる。そこをどう埋めていくか。 また、橋爪の『炭素会計』という本を読んでいないと前提が共有できない記述が多かったのが残念。こちらを読んでから再読しようと思う。
2021/07/27
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