シダの群れ
シダの群れ / 感想・レビュー
allite510@Lamb & Wool
「岩松さんがヤクザを描く?」と驚きとともに手に取ったが、びっくりするくらい、いままでの戯曲とあまり変わらない。日常的な会話の中にふと噴出する暴力性が、単に「暴力のプロ」のものになっただけとも言える。場違いな電気鉛筆削りの音などが入ることもなく、むしろ分かりやすい印象。私は唐突に入る鉛筆削りの音とか、好きなんですが。「アテ書き」ということもあるのだろう、主演の阿部サダヲをイメージして読むといろいろ捗る。
2017/11/20
ことぶき2011
岩松さんが珍しく(今までにあったのかな?)極道たちを描いた戯曲。 舞台は観ていないのだけど、阿部サダヲさんが躍動する姿が目に浮かぶ。 岩松作品は難しいので、1回読んだくらいじゃ、何も僕にはわかりません。 あいかわらずセリフがシンプルで好きですが。
2011/07/27
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